にわか
ぱらぱらといいだしてようやくほっと息をするくすぶっていた空模様や重たい暑苦しさに見合った世界が始まってつり合いのとれた今にほっと胸をなでおろす
ぱらぱらという音が絶え間なく聞こえ出してやっと胸につかえていたものが何だったのかわかったような気がする
わたしの、かわりにと雨を次々と送り出す空におねがいをして明日の天気なんか気にせずにおり合いのついた今にほんとうに心からありがとうと思う
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